高校入試有の一貫校偏差値推移(3)

前回は合格者偏差値を紹介しました。今回は大学入試に直結する入学者平均偏差値です。
大学入試との関係が見えてきます。



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2004年を見てみると、海城の合格平均偏差値と入学者平均偏差値は1程度です。かなり高い評価を受けていたことがわかります。
また、桐朋も合格平均偏差値と入学者平均偏差値も1程度であまり差がありません。

それに対して、巣鴨は合格者平均偏差値が60程度であるのに対して、入学者平均偏差値は56程度と「4」の差があります。同様に城北は合格者平均偏差値が58以上あるのに対して、入学者平均偏差値は54程度とやはり偏差値で「4」の差があります。
これは併願校として、かなりな上位合格者が抜けている状況を示していると思います。
本郷も同様。54ぐらいあった合格者平均に対して、入学者平均は51程度で偏差値3の差があります。

グラフに表示した東大合格者数は入試前年の結果です。2003年の本郷は東大合格者0人です。

で、これが今年大学入試に挑んだ学年の入学者平均偏差値ということです。
結果として、平均偏差値が56程度の巣鴨が16人、偏差値51の本郷が3人です。
偏差値から見ると、巣鴨の方に軍配があがります。
(経験的に偏差値1違うと約2割東大合格者が増えます)

海城は2004年に東大合格者50人を割って、合格者が40人になっています。
2005年に影響が出るかと思ったら、影響なしのようです。ただ、他校もすべて上がっているので、もしかしたら偏差値のプチバブルがあったのかもしれません。
2005年は桐朋が偏差値を上げています。来年は少し回復するかと思います。
巣鴨は横這いかやや回復ですが、20人回復は微妙です。
城北、本郷も横這いと考えた方がいいかと思います。
2006年、2007年は海城、巣鴨が低下傾向。桐朋と城北が横這い。そして本郷が上昇です。
2007年は海城と桐朋が同じレベル。そして巣鴨、城北、本郷がほぼおなじレベルになります。
今年偏差値で「5」程度あった巣鴨と本郷の差が3年後には「1」程度に縮まります。
ちなみに2006年に巣鴨は東大合格者29人と30人割れしています。
2008年以降は桐朋がかなりなペースで下落しています。
城北もそれに次ぐペースで下落。
海城はほぼ横這い。巣鴨も2009年までは、ほぼ横這いですが、今年は下落しています。
本郷は2009年まで上昇しています。特に2008年に巣鴨を逆転しています。
その本郷も、今年は去年6人→3人の減少の影響か、入学者平均偏差値が低下しています。
桐朋はもっと極端で、32人→22人で入学者平均偏差値が急落しています。
中学受験生が東大合格者数に対して敏感に反応するとすれば、今年の偏差値22人→16人の巣鴨の影響が気になります。また、東大合格者数が足踏みの本郷がどうなるかも気になります。
ここまで、将来伸びるという期待で偏差値を上げてきた部分が大きいので、そろそろ偏差値に見合った結果を出さないとクモの子を散らすことになる気がします。

というわけで、2014年に各校がどういう結果になっているかが興味深いところです。

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