男子校の東大合格者数(5)偏差64

今回は偏差値64です。
今回から攻玉社が登場です。
麻布や駒東はまだ全体の4割程度なのでもうちょっと居残りです。



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初登場の攻玉社ですが、意外なくらい安定しています。2000年、2001年と2004年が大体300%程度です。
今年、東大合格者が大躍進とか言われていますが、偏差値64以上の人数に対する割合でみれば、他校に比べてそんなに高いわけではありません。つまり、今年の大躍進は6年前に高偏差値層が入学していたということです。
まあ、まだ100%を大分超えた領域なのでもうちょっと下を見てみないと断言はできませんが。

面白いのが芝と浅野です。芝は偏差値の割りに大學実績が伴なわないとよく陰口を叩かれるようですが、偏差値64以上の人数比でみれば、入学レベルの割りに大学実績が良いといわれる浅野と変わらないか、むしろいい値になっています。芝のコストパフォーマンスは決して悪くありません。
城北は比較的良好な値を示しています。今回の計算は高校入学者を中学入学者と同じレベルとして計算していますから、高校入学者のレベルが比較的高い場合数字がよくなることも考えられます。
今年は比較的東大合格者が多かったにもかかわらず、倍率が下がったのは、東大合格者増に比べて偏差値64の入学者増が大きかったということだと思います。
ちなみに、来年も64以上の入学者が多い年です。
その他の学校は拡大図のほうで見てみます。




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麻布と駒東ですが、2001年と204年は駒東の方が少し率がいいのですが、それ以外は麻布の方が率がよくなっています。海城も麻布、駒東と同じような動きです。
栄光と聖光は立地の関係もあると思いますが、ちょうど逆の動きになっています。神奈川の優秀層を分け合っているのかなと思います。
巣鴨は2000年と2004年は麻布よりも率が悪くなっています。特に2004年は麻布や駒東よりも低く、対象の学校のなかで最低の率になっています。

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この記事へのコメント

タカダ
2010年07月06日 00:48
 このシリーズのテーマは、「中堅校の上位入学者は意外と堅実で健闘している」だと思います。どこの学校も上位20%ぐらいのレベルに合わせたカリキュラムを組んでいます。そのレベルでは物足りないトップ10は、家庭で独習をしているので学校が面倒を見る必要もない。
 逆に、入学した学校で下位40%以下につけた場合が要注意です。学校からは放置されますし、本人もヤル気が起きない。似た順位の子供が集団になって向上心がもてない。御三家の場合、そのレンジに偏差値65~67が入ってしまうというのが実態でしょうね。
タカダ
2010年07月06日 01:02
 個別の学校に言及するのも気が引けるのですが、巣鴨の場合、どうもカリキュラムレベルを上位20%でなく、上位10%に合わせて、取りこぼしが下位40%でなく、下位60%になっているような数値です。(東大50人合格時代のカリキュラムを引き摺っているんですかね。)入学者はそこそこ優秀なので、カリキュラムレベルを下げて、取りこぼし率を下げれば、もっと実績があがると思います。
 それと、学校関係者によると医学部指向が強い校風に変ったようです。ただ、私が『偏差値67』のコメントで書いたように、それが本来の学問的探究心を阻害しはじめたのなら問題です。(周囲に開業医の子息が増えて、私大医で十分という雰囲気になったとたん、集団の学力レベルが落ちる例はよくあります。)

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