高校入試有の一貫校偏差値推移(2)

今日はちょっと時間の余裕がありました。
四谷80%偏差値の推移を前回紹介しました。今回は合格者平均偏差値です。
結構、四谷80%偏差値と異なる部分が多くて面白いです。



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2000年は海城が四谷80%偏差値と合格者平均が変わらない値です。四谷80%は「合格者」の偏差値の反映だと考えれば、妥当な線です。

桐朋は四谷偏差値59に対して、合格者平均偏差値が57なので、海城に比べて意外と上位で取りこぼす人が多いのだろうかと思います。ただ、桐朋は1日単独入試なので、四谷80が高めに出るのかもしれません。

奇妙なのが、巣鴨。
四谷80偏差値が56.5程度なのに、合格者平均偏差値は60超で海城と変わりません。巣鴨が偏差値の割に実績がいいと言う「神話」はこの四谷80偏差値の「低さ」が原因だと思います。そして、その原因のひとつが、シュサイさんに教えてもらった「特殊な合格発表」だと思います。
まあ、それにしたって、四谷80%偏差値と合格者平均偏差値のギャップが偏差値で「5」近くになるのは納得いきません。

城北も四谷80偏差値に比べて合格者平均偏差値が「1」ちょと高くなっています。
上位が抜けるから合格者平均よりも四谷80が低めになるというのは、納得できる話かなと思います。

さて、本郷ですが、四谷偏差値で55をちょっと超えているのですが、合格者平均偏差値は54程度で、四谷80偏差値よりも低くなっています。可能性としては、上位の取りこぼしが多くて、四谷80が高めに出るということですがそれも合っていない気がします。
巣鴨の四谷80が低すぎると同じように、本郷の四谷80は高すぎるようです。

さて、偏差値の推移ですが、巣鴨は2006年に向かってゆるやかに低下、それ以外の学校はほぼ平行移動状態です。
2007年から海城はゆるやかに低下。巣鴨は桐朋とほぼ同じ動きを示し、途中から城北が2校に合流しています。
合格者偏差値でみれば、巣鴨、桐朋、城北はほぼおなじで、受験生からは同程度の評価を受けているのだろうなと思います。
一方、本郷は2007~2009年に急上昇しています。
何が違うのかと考えるのですが、桐朋、巣鴨、城北が合格者に対して入学金をすぐに入れる様に求めるのに対し、本郷は待ってくれます。つまり「併願校として便利」な学校だという違いがあります。
その差が大きいのかと思います。
2008年に巣鴨や桐朋を合格者平均偏差値で抜いていることは、東大合格者数では全く説明不能ですし、1日に入試を行なわない徹底して併願校に徹した戦略が成功したということだと思います。
さすがの本郷も2010年は合格者平均が低下しています。
このあと伸びるためにはさすがに実績が伴なうことが必要になると思われます。







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