|
渋渋の分析は進行中ですが、とりあえず、時間見つけてやっていた、女子校の分析をアップしておきます。前書きもかなり前に書いたままですが、そのままあげちゃいます。 なにか役にたつのかなと自問しながら、まあ、誰かの役にたつかもしれないとおもいながらあれこれ考えるのも趣味だから勝手に分析続けます。リクエストあったら、(分析可能なら)やりますので、ご要望ください。 で、前回の残りです。グループB。 なんでグループが違うかといえば、あまり意味が無くて、四谷の合格者分布のグラフがほとんど無い学校で、だけど、日能研の2003年以降の平均偏差と2000年からの四谷と日能研の結果偏差値がわかっているので、結果偏差値と進学者平均偏差が似たような関係(乖離がです)にあると仮定して結果偏差値から進学者平均を推定したわけです。 だから、他の分析が一応、実際の四谷進学者平均から求めた値であるのに対して、もう一段算出に仮定が入っているので、信頼性が少し落ちます。そのあたりは分布の形を見ながら検証しながら考察するしかないかなと思います。なら、やめとけばいいようなものですが、たぶん、このあたりの学校を分析するようなもの好きはあまりいないでしょうし、逆に言えば、このあたりの情報を欲しい人にとっては珍しい情報かもしれない。 女子校の今後の動きを知るには、トップ校の情報をいくらいじっても何も出てこないだろうと思います。 たぶん、あれこれ真剣に改革を進めようとしているのはトップ校とか注目校ではなくて、このあたりの学校です。将来、大きく変る可能性があるのだから。だから、あれこれ将来を考えてみるのも面白いかと思っています。 個人的には、偏差値をあたかも学校の価値を表す様にとらえる人が嫌いです。偏差値が低いからと当たり前のようにその学校や、生徒さんを見下した態度をとる人も嫌いです。だから、このクラスにがんばって成果を出して欲しいなと思ったりします。もちろん、がんばらない学校は論外ですけれど。 まずは全体の中堅校までを含めた広域分布グラフです。特に分布が変だということも無いようです。指数近似線の上下に分布しています。 次に、このグループだけの分布です。グループだけの分布に対しての指数近似線も広域分布とほとんど同じ形になっていますから、算出した各学校の進学者平均はさほどおかしな値ではないと思われます。 次に直線近似をしてみます。 直線近似線に対しても各プロットが同様な幅内に分布していることから、進学者偏差値推定はいい線なのではないかと思われます。ということで、推定した進学者平均偏差で分析を進めることにします。 個別の学校について考えてゆきます。 東京純心: 広域、グループ内の指数近似、直線近似いずれに対しても近似線の上にいて、良好な結果だと思います。 今年の卒業生の進学時の偏差値は3年前の卒業生とおなじですが、今年の結果はみごとに3年前の結果と同じになっています。ちょっと気になるのは来年、再来年も偏差値が下降傾向にあることです。偏差値に対する結果は良好なので、入学者の平均偏差低下は非常にもったいない感じがします。 来年から午後入試を行なうなど、改革を行なう姿勢が見えますが、すこし対応がおそかった気がします。 ただ、このグラフには出てきませんが、国立大学合格者は増加しています。学科はわかりませんが、東京医科歯科2名合格は女子校では多いほうだと思います。ちなみに20年前の偏差値は57で恵泉と同じ、鴎友よりも上だったようです。 三輪田: 広域分布で2点が線上、残りの2点が近似線の下に分布していてます。 範囲を限った分布は近似線の上下に振り分けられている形になっています。このクラスでは標準的な値だと思います。偏差値は一進一退の状態ですが、日東駒専、GMARCHが減少傾向で、上智+理科大、早慶合格者が増加する傾向にあるます。また、国立大学合格者も増加しています。 より上の大学を目指す動きが出てきたのかも知れません。今後ですが、偏差値は今後3年間は上昇しているので、実績は上向くと思います。そのあと2年間下降しているので、今年の結果が来年の入試に反映されれば再度上昇が期待できます。 20年前も偏差値は49で今とあまり変りません。全く関係ないのですが、田園調布雙葉は20年前は中学募集していたのですね。三輪田のひとつ上の偏差値50だったようです。 聖園: 3点のち、1点が近似線の上、2点が近似線の下にプロットされています。広域、G限定、直線近似のいずれも同様です。偏差値的には下落傾向ですが、一番低い今年が近似線の上になっていて、偏差値の割りに良くなかった去年と対照的です。早慶、上智+理科大についても同様な傾向があります。 来年以降の動きを見てみないと判断できませんが、教育成果が上がってきているのかしれません。 来年以降ですが、ここ3年に比べて少し上昇しているようにも見えますが、横ばいと見たほうがいいと思います。来年以降も結果が上昇するようであれば、教育の成果だといえます。 20年前の偏差値は37ですが、国算理の3科目だったようです。 セシリア: 広域、限定された範囲でも指数近似線に対しては下に2点、上に1点の分布になっています。 この分布は直線近似に対しても同様です。経時的な分析を行なうと、過去3年は偏差値の変動はあまりありませんが、今年GMARCHは倍増以上の増加になっています。ただ、早慶、上智理科大は昨年同様です。2年前と比べると早慶、上理ともに減少していて、総合的な判断は難しいと思います。 2年前の早慶は高すぎると思える値だし、昨年、今年の結果は逆に低すぎる値です。 来年以降、偏差値は低下しているようですので、今年の結果を維持できれば教育効果が出てきているといえるかもしれません。20年前の偏差値は43で、今とあまり変らないようです。 横浜英和: 近似曲線の下に位置しています。ただ、2003年以降の日能研のR4と進学者平均の差が小さいことから、もしかすると実際の平均偏差はもう少し低めで、近似線付近である可能性もあります。 グラフからはわかりませんが、日東駒専は減少、GMARCHは横ばい、早慶は少し増で、志望者が上を目指そうとしているのかなと思えます。 今後の偏差値は横ばいかやや低下しています。このあと実績が上がってくるようなら、それは教育効果だと思います。20年前はすみません、わかりません。 八雲: GMARCHに関しては近似線のかなり上にプロットされています。十分にいい実績だと思います。上智理科大も徐々に数を増やしてきています。が、ちょっと気になるのは、今年早慶が全滅していることです。去年が6%以上であることからのギャップが大きい。もちろん、平均偏差40未満の入口からすると、昨年までの方が異常といえる 状態ですが。 来年以降はわずかながら上昇しているようです。申しわけないがこのレベルであれば、早慶は参考として、GMARCHと上智理科大の増加に注目していくべきかと思います。 ちなみに中学再開が12年前らしいので、20年前の偏差値はありません。 横浜女学院: 近似線のやや下にプロットされています。が、2004ねんあたりから80%偏差値、R4が上昇しています(詳細は調べ切れませんでしたが、午後入試の影響でしょうか)ちょっと80%偏差値と平均偏差の差を小さめに算出した可能性があります。 今後ですが、来年の卒業生は今年並みですが、再来年から、80%偏差値、進学者平均ともに上昇ラインを描いています。これを生かして実績が上げられるかどうかがポイントかと思います。具体的な値でいえば、再来年の2004年に横浜英和と並び、2005年は聖園と並びます。これらの学校との比較で教育効果を測る事ができるかもしれません。20年前の偏差値は不明です。 |
| << 前記事(2008/09/27) | トップへ | 後記事(2008/10/11)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/09/27) | トップへ | 後記事(2008/10/11)>> |