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分析好きだから、自己満足で書いているようなものですが、それでも、いや、だからコメントがあると、とても嬉しいものです。がんばって書こうかなという気にさせてくれます。質問、コメントよろしくお願いします。 で、わき道に逸れついでにもう少し。早慶の合格者数と実進学者数を比べて中堅校でも半分、上位校なら1/3以下しか実際に進学していないことを指摘して、水増しだとか、一部の学生が稼いだ数字だとか言う人がいます。 だから合格者数は信用できないとか、複数受験ができない国立で判断するのが正しいとか、良く調べもしないで言う人がいます。 データもなしにあれこれ言うのは嫌いなので、進学者数を公表している学校で実進学者と合格者を比べてみると、 偏差値52〜53の女子校で東大を含めた国立の実際の進学率って8割ちょっとぐらいでした。早慶進学/合格率は4割くらいで、GMARCH進学/合格率は2割ちょっと、日東駒専は3割だけど実進学者は「芸術」を含む日大のみ。 このように順序を考えて並べてみれば、複数受験、合格したならば、大体は難易度が高い方に吸い寄せられるのだからこの現象が当たり前だと理解できるのですが、いきなり「GMARCHの進学者/合格者が2割ちょっと・・・」ると言われてしまうと、「水増し」などという根拠のない話もなんとなく「真実」に感じられたりします。 もちろんのことですが、この進学者比率は学校、偏差値レベルによって変ります。上記の数字は中堅女子校の数字です。これよりも難易度が高い学校の場合、早慶、GMARCHの進学率は下がるし難易度が低い学校は逆に上がります。このあたりは「進学者平均偏差と大学合格率」の分析でやった志望者動向分析と同じです。 つまり、進学者数は上位校からある学校に仕方なく進学した10人と、下位校でがんばって合格した10人が同じ「10人」としてカウントされます。進学者数が「同じ」なら、上位校も下位校も「同じ実力」になってしまいます。 そうなると「上位校なのに、本当は(大学進学の)実力が無い買い損な学校だ」と「下位なのに、実力がある買い得校だ」になってしまう危険性があります。 「合格者数の発表」も同様に学内の相対位置を知ることはできません。が、「大学合格者数」は、その大学に対する人気度を含めたデータになっていて、各学校がほぼ同じ基準で公開しているので、学校間で相対位置を知ることが可能です。「大学合格者数」は絶対値ではないけれど、合格者割合と進学者平均偏差値の間に相関があるということから、各学校の相対位置を見ることができるのは、いつも分析している通りです。 進学者実績はかなり詳細な進学先データを一定基準で各学校が公表すれば、とっても価値があると思うわけですが数校がバラバラな基準で公表しても(あるいは思想のない基準でアンケート採ってみたところで)あまり意味がないということだと思います。 もちろん、進学者数が全く意味が無いというわけではありません。公表された進学者数データから推測可能な「真実」もあります。次に合格者数と進学者数を公表している学校のデータを使って考えてみます。 進学者数のデータは進学した人の相対位置がわからないと意味が無いということはすでに述べました。 詳細なデータが公表されていれば、各受験生がどの難易度の学校にどれだけ進学したか計算することも可能で 本当は学校内の順位がわかればいいのですが、その代りに大学難易度で仮の順位を算出することも出来ます。 それを上から並べていけば、ある程度の「実力」が見えてきます。 でも、それはものすごい手間がかかりますし、大学難易度は模擬試験によって違っていますし、詳細な進学先を 公表する学校も少ないのが現状です。 ならば、もっと簡易的に分析するために大学をグルーピングして最難関からの順番をつければいいというアイディアが浮かびます。そういうと、すぐに国立難関、国立、早慶、GMARCHが頭に浮かびます。 週刊誌などは何の疑いも無く、この順番に難易度を定義するようです。確かにそれぞれの順番はそうかなと思いますが問題は「抜け」があるということです。 たとえば、かつて女子の理系進学の定番だった「薬学部」はGMARCHより易しいか?私立医学部は?学部自体が少ない獣医は?3女子大は?これらがGMARCHよりもやさしいか、難しいかをここでは議論しようとは思いません。少なくとも、同等以上だということで話を進めます。 (ちなみに私立医学系学部の進学者/合格者比率は4〜5割で早慶より高い) 使ったデータは大学の学部まで公表されている学校のデータに限定しています。湘南白百合、東洋英和も学部までのデータを公表しているのですが、内部進学者の比率が無視できないほどの割合になるため、傾向が他校とちがってくるので、今回は使用していません。 またデータ数をかせぐために、複数年度のデータがある学校はそのまま利用しました。 複数年度にわたると、偏差値の基準も違うはずなのでばらつきが出るかと思ったのですが、意外にばらついていないのでそのまま活用しました。 さらに、難度であまり議論の余地がない国立の最難関から国立大学、、私立の頂点早慶(一部国立と難易度が逆転しているようですが)までの進学者の割合がどうなっているかを抜き出して調べました。 あまり自信があってやったわけではないのですが、思った以上にきれいな相関があります。 近似線は直線近似ですが、特に問題ないと思います。もっと下のほうになれば指数近似線に乗ると思います。 上位校はデータがないので検証ができないのですが、早慶以上80%は偏差値で65〜66になります。 男子校の「栄光学園」が国立+早慶で過去5年ぐらいの進学者割合が全体の80〜85%ぐらいなのでいい線 だと思います。男女の違いはあっても桜蔭、女子学院が最低早慶合格だといえば、まあ、そんなものかなあと いう気がするので、そんなに変な数字ではないと思います。 次はいよいよGMARCHレベルを考えて見ます。 |
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